本年もよろしくお願いします。

昨日は長らくお会いしていない生徒さんからお電話をいただきました。

「坐骨神経痛が酷くて治療をしているのですが、レッスンで学んだ動作(座り方立ち方、歩き方).をすると痛くなくて、いつも通りにするとすごく痛いんです。」

との事。

「じゃあ、動作を行う前にやってくださいね。」

と伝えたのですが、つい忘れて毎回痛い思いをしているそうです。

治療先の先生からも、

「そこまできちんと知ってるならやってくださいよ!」

と言われだそうです()

※治療の先生にアレクサンダーテクニークのレッスンで学んだ事を説明したそうです

この方は声楽でアレクサンダーテクニークを学んだのですが、私のレッスンでは何の専攻でいらしても、必ずhands-onとガイド、そして立ち座りの動作、歩き方を徹底的にレッスンを行います。

生徒さんの中にはきっと

「歌い方を知りたくて来てるのだから、この時間もったいないな」

と思われる方もいらっしゃると思います。

私は声楽レッスンではなくアレクサンダーテクニークの指導なので「体の使い方」からの声楽のレッスンになるのです。

今回のお知らせは、私にとってとても嬉しい報告でした。

声楽やダンスなどは、もしかして辞めてしまう方もいらっしゃいます。

しかし、自分の体は死ぬ時まで付いてくるのです。

基本的な効率の良い体の使い方に、より良い「歌い方」から「踊り方」「走り方」が存在します。

痛みが起こる気が付かない間違った体の癖。

その癖をやらないようにすれば痛みはおきないのです。

細かい動作全てに癖は繋がっています。

そこに目を向ける事が人生を豊かにしてくれる事なのです。

そして、動作の前に選択をする「抑制」こそが全てです。

先ほどの生徒の話のように「抑制による選択」が無ければ痛みが起き「抑制」による選択で痛みがなくなる。

これこそアレクサンダーテクニークのやり方です。

動作の途中で気付いても何もできません。

動作を起こす前に意識を持って選択して行わなければいけません。

これは絶対です。

この生徒さんは、今は音楽から離れてしまいましたが、それでもこのアレクサンダーテクニークの体の使い方を学んだ事は、これから先の人生全てに良い選択肢を持っていることになるのです。

「抑制」はとても大変で面倒です。

それでもしっかり「抑制」というものに向き合う事で、自分の体を大切に効率よく使い続けることが可能なのです。

お正月に残念で(坐骨神経痛になってしまった事)と、とても嬉しい報告が聞けて、2021年も頑張ろうと思いました。

残念ながらリモートレッスンではhands-onできませんが、また対面レッスンが可能になった時には、自分の身体との向き合い方をしっかり指導していければ良いと思います。

本年もよろしくお願いいたします。