瞑想について

「瞑想」と言いましても様々なアプローチがあります。

私が行うアレクサンダーテクニーク ATを使った瞑想を簡単に説明しますと、まず身体の内観をし、次に体と周囲の空間を繋げて行き、その空間を徐々に広げて、また自分の体の内観に戻るやり方をしています。

結跏趺坐(けっかふざ 座禅の時の座り方) で行っても良いのですが、私は体が硬いのでこの姿勢だと痛みや疲れを感じてしまい集中する事ができませんでした。

その結果 仰向けで膝を立てて寝る姿勢で行っています。この姿勢はATのテーブルワーク(マッサージテーブルを使った手技)と同じ姿勢です。

枕として使うものもATと同じ、枕ではなく本などを7cm10cmくらいの高さにしてそれを使います。

()は頭蓋骨の下に置き、首のカーブを意識して、頭の重さをしっかり本にあずけます。

背骨は床から浮く事なくしっかりと床につけるようにします。(ここも私のやり方がありますが)

足は肩幅に開き膝は天井に向かうよう楽に曲げて行います。

目は基本開けたまま行います。

呼吸をみて

体をみて

周囲をみて

その周囲の空間を広げていきます

そして自分の呼吸みて終わりです。

慣れてしまえば簡単なのですが、これは姿勢のせいもあり、途中で眠ってしまうリスクも伴います。

椅子に座っていても身体の姿勢がバランスを取れている時ならば同じことが可能です。

私は自然の多い場所に行くと、ベンチやシートを敷いて瞑想します。

私の勝手な思い込みですが、自然の中だと空気も周囲の環境音も違うので短時間でも深い瞑想を行うことが出来ます。

そして、いかにも「瞑想しています」の姿勢でもないので周りに不自然さも与えません。

瞑想が深くなるにつれ、無限の広さ(空間)を感じられます。

「瞑想は宇宙を感じる」という表現を使われる人もいますが、多分この状態の事なのだと思います。

瞑想には、無限、宇宙など不確かな単語が使われるから「瞑想」=宗教っぽい という先入観が生じる方もいるのでしょう。(決して宗教を批判しているのではありませんのでご了承下さい。)

事実、形容の仕方がそのような言葉でしか例えられないので仕方ないのかもしれません。

私は瞑想は「無」になるものではないと思います。

リラックスした状態で「脳」をフル稼働させて集中していくように感じます。

日常生活の中で脳は無意識に幾つもの事を1度に処理しています。知らず知らずのうちに脳は休み方がわからなくなってしまうのを、意識的に1つのことだけに集中させる作業が「瞑想」だと私は思います。

体も脱力するのではなく、自分の体の形のまま床など地面に置いておく。

ダラーっと床に脱力するわけではありません。

脱力してしまうと集中出来ません。

だからこそ、結跏趺坐の姿勢をとられる方法が多いのではないかと私は推測しております。

瞑想を終えた後はしっかりと睡眠も取れます。

日中ならば「雑念」が無くなります。

目の前の景色が1段明るくなった気がするから不思議なんです。

このような時期なので是非「瞑想」を生活の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。